ブログ

Blog

2025/02/10

【生理・心理】お世話とセロトニンについて

こんにちは。DOGLIFECorinth~13:13~のトレーナーの中島です。
当店は各ご家庭に赴いてそのご家庭に合ったしつけ方をアドバイスしています。その子の性格傾向と家の環境に合わせてかかわり方を提案するから飼い主様も納得しやすく、自分たちのペースで進んでいけるサービスを提供しています。しつけは1歳までと言われますがお客様には14歳の子もおり、犬種や場所問わず全国出張で受け付けておりますのでご興味のある方はご連絡ください。

今日のテーマは
「お世話とセロトニンについて」
です。

読んでほしい方
〇セロトニンって何?
〇聞いたことあるけどどう関係しているの?
〇セロトニンを出すにはどうすればいい?
〇生活に導入できるならしてみたい



□セロトニンの重要性
セロトニンという言葉を聞いたことはあるでしょうか。TVでもよく耳にする言葉だと思います。このセロトニンをいかに効率よく出させるかが、犬の成長を左右させると言っても過言ではないと思っています。なぜなら、セロトニンが不足すると精神不安になったり、苛立ちになったり、噛みつきにつながったりするためです。そして問題行動が出てしまうと人間からの愛情が減り、ついにはセロトニン枯渇になってしまうのです。早食いも実はその一環からくるものかもしれません。彼らと一緒に幸せになりたいと思って迎え入れたのにいつしか飼育が辛い状態になってしまうことがあります。ただ、私たちも日常で忙しいです。セロトニンを出すコツを少しでも知っていただくことが皆様の助けになると思います。


□セロトニンって何?
まず、セロトニンとは何なのかをご説明いたします。セロトニンとは「神経伝達物質」です。難しいですね。もっと砕いて伝えると、道路(神経)を通って宅急便(伝達)が運んでくる日用品(物質)と言い換えていいと思います。お風呂で洗剤が無くなれば洗剤を、ボールペンの芯が無くなれば替え芯を注文して運ばれてきます。必要なところに必要なものが届くから成り立ちます。しかし、注文しても届かなければイライラしませんか?届かないなら「店舗に買いに行くか」と違う行動をします。体も同じです。セロトニンが必要だと思えばセロトニンが運ばれてくるための注文が発生します。しかし、注文しても届かなければ違う方法で満たそうとします。それが問題行動の一要因になっています。

よく「犬の成長には飼い主の成長が必要」と言いますがその通りで、犬に必要なものを私たちが知らなければ私たちは彼らに何も提供することができないし、彼らから「ひどい飼い主だ」と思われても仕方ありません。私たちの無知が彼らを苛立たせるなら、私たちは優知になればいいのです。その中でわたしはすべてのお客様に「5大セロトニン」を教えています。その5つのセロトニンを日々出してあげることで、ワンちゃんはあなたから十分に愛情を感じると言っています。


□太陽に浴びる 太陽に浴びることでセロトニンが出るのはよく知られています。私たちも1日中室内にいるよりも、日光浴をするととても気分がいいものです。なぜ気分がいいのかというと、目に強い光を当て、網膜を刺激することによってセロトニンが出ることが分かっているからです。さらに、皮膚に紫外線を当てることによってビタミンDが合成され、骨が丈夫になることもわかっています。だから運動があまり必要ない子であっても、できるだけ太陽に浴びせてあげることが必要です。

セロトニンを刺激させるためには2000ルクス以上の強い光が必要とされています。
晴れた日 100,000ルクス
曇天    10,000ルクス
野球場の照明 2,000ルクス
--------------------------------------
室内       500ルクス以下 とされています。
可視光はガラス越しで見て効果があることが分かっていますが、外で太陽を浴びたほうがより良いのは間違いありません。


□運動をする
運動をすることによってセロトニンが分泌されることもわかっていて、リズム運動がより効果があることもわかっています。結論的には運動するとセロトニン神経が刺激されると言われています。具体的な仕組みは難しすぎて私にはわかりませんでしたが、運動というのは、意識できないホルモンの動きを、運動という意識行動で呼び覚ますことができるものであるという表現にとても納得したのを覚えています。

皆さんはランニングをしたことはありますか?私は時たまジムで走っておりますが、その時大切にしていることはリズム感です。ただ速く走ればいいのではなくて、ゆっくりでもいいからリズムを大切にすることを意識しています。有酸素運動を30分することでエンドルフィンが出てランニングハイになるともわかっています。激しい運動ではなくても階段昇降だけでもセロトニンが出ることが分かっています。すなわち何が言いたいかというと、ただテクテク散歩するだけでは、若い犬は満足しないということです。カートで散歩している人をたまに見ますが、それは歩けない老犬にすることであってとてもミスマッチが起きてしまっているということです。

私のお客様にはご年配の方もいて、散歩に苦しむ人を見てきましたが、今は70代の方でもラブラドールを散歩していたり、超元気なポメラニアンを飼われている人もいます。すなわち大切なのは「的を得るコツ」なのです。私たちの体力は有限ですから、毎日走るわけにはいきませんね。でも犬は楽しめて人は楽になる方法があるなら絶対そっちの方がいいと言えます。具体的な方法を言ってしまったらお仕事になりませんので控えさせていただきますが、私のお客様はみんな口を揃えて喜ばれておりますし、犬も安らかな顔で帰宅して寝ています。


□よく噛む

皆さんのワンちゃんに甘噛みが止まらない子はいらっしゃいませんか。甘噛みはTOP3に入るお悩みだと思います。人間世界では犬を飼わない限り誰かに噛まれることはありませんので、噛まれることに恐れを感じる人がほとんどだと思います。でも毛でおおわれている犬の世界からすれば甘噛みは全然痛くありません。多くの人はこれを辞めさせるための手段を考えますが、彼らがどうして噛むのかを考えたほうが早いと私は思っています。

今日はセロトニンがテーマですので、セロトニンに限ったお話だけにさせていただきます。人も犬も噛むことによってセロトニンが出るということが分かっています。ここでこれを読まれている方にやっていただきたいことがあります。おせんべいを噛んだとき、どんな速さで噛むかを思い出してほしいのです。「バリッ・・・モグモグモグモグ」ですよね?飲み込むように食べる人はいません。実は硬いものを噛むとき、リズムが発生しています。先ほどリズム運動がセロトニンを刺激すると述べましたが、咀嚼運動というのはリズム体操の一種と言えるのです。

噛むことでセロトニンが出ることを犬たちは無意識・本能的にわかっています。それが欲求でしょう。もし飼い主が噛み遊びを提供してくれなかったら、この噛みたい欲求をどこにぶつければいいでしょうか。提供されないなら自分で自給するしかありません。白羽の矢が立った先が、手や家具、カーペット等なのです。満足のいかないものしか提供されずかつそれをやったら怒られる。人間の機嫌のいいときだけ「おいで~」と言って、もしこなければ「え~」と言われる。忙しいのはわかります。しかし犬からすれば人間のほうが自己中心だったりするのです。このコミュニケーションの破綻はどう解決しましょうか。できるなら噛み遊びは継続してあげてほしいと思います。


□ふれあう

皆さんが愛犬を「ずっと触っている時間」は1日に何分くらいありますか?
人間は毎日忙しいです。犬を目で触ってはいても、実際に手で触ることは少なかったりします。しかし、目で触っているのはあくまで客観的でふれあいではないと知らなければいけません。私たちが赤ちゃんの時、お母さんから実際に触れられていたからこそ、母のぬくもりというものを覚えています。実際に触れるからこそ「愛着形成」「母との一致感」が築かれるのです。

その上で皮膚感覚という言葉をご存じでしょうか。皮膚はいろいろな刺激を受け、その強さややさしさを脳が覚えています。今回ご紹介するのはその中でも「C触覚繊維」というものです。これは毛根に向かって伸びているものですが、毛が動いた時の情報を脳に伝える道だと思っていただけたらと思います。もしも、バシバシ!と励まされたら強さや安心を感じますし、撫でられて慰められたら優しさや情緒を感じ取るのです。人間でそうなのですから、毛でおおわれている犬にはどれだけの受容体があるかわかりません。よって相手を見るだけでは何も残らないのは想像にたやすいと思います。

私はふれあいをすることによって「セロトニン」が出るだけではなく、「オキシトシン」が出ると説明しています。オキシトシンは相手に伝わると学校で習っていましたが、空気的に伝わるのかと思っていました。しかしそうではなく、毛から伝わっていると今回わかりました。もっとも優しいふれあいは、「ゆっくり触ること」だそうです。その結果オキシトシンが出ると結果がでているからです。だから空気的に相手に伝わる部分もあるかもしれませんが、科学的に言えば毛のC触覚繊維を通して脳に優しさが伝わっていると説明がつきます。

忙しい忙しいとワンちゃんを横においていては問題行動を起こすのは目に見えると思います。彼らもコミュニティーの生き物で、彼らに構ってあげられるのは飼い主さんだけなのですから、生活改善をすることが求められるのではないでしょうか。できるのであればTVを見ながらでも触ってあげたり、背骨回りをマッサージしてあげたりするのはいかがでしょうか。


□食べる

5大セロトニンの最後は食べるです。早食いをしてしまう子は一番ここが重要な内容になるかと思います。人間でも食べるのが大好きであったり、お菓子が止まらない、常に何かを食べているなどの方もこれにあたることが考えられます。それは、今までの4大セロトニンが満たされない状態というのが大きな原因であったりします。

食べることによって、咀嚼をしますので先に述べたようにセロトニンが分泌されますね。またお腹を満たすというのはマズローの欲求段階説においても「生理的欲求」を満たすことですので、幸福感が出てくることです。その幸福感こそセロトニンといえます。だから食べることというのは1日の欲求不満を瞬時に解消できることと言えます。仕事で忙しくで食べる時間がない日が続けば暴飲暴食につながるし、日常を離れた旅行先でご飯を食べることが、いかに体に染みわたるか誰しもわかることです。特に日本という国の「食」への欲求は世界を見ても高く、国民的に食が好きなのです。(それだけストレスの国と言えます)

すなわち、4大セロトニンを出せずにいた結果「ご飯だけが親友」ということになり、ご飯を見ただけで我慢できず早食いにつながるということです。もっと欲しいの?といいながらおやつをあげてしまって太るのはそのためです。犬は飯が欲しいのではなく、あなたからの愛情が欲しいのです。



いかがでしたでしょうか。
私は愛情のない飼い主は少ないと思っています。(いないとは言いません)
ただ愛情のかけ方が実に人間的で、犬に伝わってないのがほとんどだと私は思っています。私はしつけを通して信頼関係や、犬との共生をサポートするためのサービスを提供しております。普通のドッグトレーニングは理想を押し付けるようなやり方ですが、当店の教えは飼い主さんの事情をくみ取り、その家にしかないしつけを提供しています。愛犬と心でつながりたい。来てもらってよかったと言ってもらえるサービスを提供できたらとおもいます。

是非ご興味のある方はご連絡いただければ幸いです。
私の主に感謝しつつ。



中島

【生理・心理】お世話とセロトニンについて
【生理・心理】お世話とセロトニンについて

2025/01/27

【整体】筋肉とコリとマッサージについて

こんにちは。DOGLIFECorinth~13:13~のトレーナーの中島です。
当店は各ご家庭に赴いてそのご家庭に合ったしつけ方をアドバイスしています。その子の性格傾向と家の環境に合わせてかかわり方を提案するから飼い主様も納得しやすく、自分たちのペースで進んでいけるサービスを提供しています。しつけは1歳までと言われますがお客様には14歳の子もおり、犬種や場所問わず全国出張で受け付けておりますのでご興味のある方はご連絡ください。

今日のテーマは
「筋肉とコリとマッサージについて」
です。

読んでほしい方
〇犬も凝るの?
〇筋肉のどこをもめばいいの?
〇どうやったら凝っているってわかるの?
〇凝っていると何がいけないの?



□当然イヌも凝る!!!
「犬も凝るんですか?!」
毎回カウンセリングで触診をさせていただいておりますが、その際に体のコリもみさせていただいております。犬を含む野生動物は、相手に弱点を見せないためであったり、生存のためにも痛みを表さないといわれていますが科学的知見のない想像の範疇を出ない話です。ただ、「痛み」の情報が脳に到達した後、セロトニンやノルアドレナリンホルモンがシナプス伝達を抑制してくれるというシステム(下降性疼痛抑制系)があります。犬が痛みを表しづらく人間は表しやすいというのはそのシステムに異種間の差があるのかもしれません。 推測できることとすれば痛みには外部的、内部的があると思っており体の外からくる刺激は毛に守られているために耐えることができますが、体の中からくる内部的な痛みや骨のゆがみ等は犬ですら耐えられなく隠すことができないのではないかと思っております。わかりやすい実例とすれば「膝蓋骨脱臼」「股関節形成不全」等があるかと思います。その中で体のコリというのは内部的痛みの中に含まれます。徐々に作られる慢性的な痛みのため表出しにくいものであるかと思いますが、触診するとグフグフ言っていたり、急にキャン!と叫ぶ子はいるくらい隠れた痛みなのです。それくらい筋肉がこわばっている状態で歩けば歩行に影響がでるのは当然ですし、その他骨や間接に異常が出てもおかしくないと思っています。最後まで元気でいてほしいと願うなら、体全体を支える筋肉の状態を気にかけてあげることも飼い主の責任なのです。彼らは痛いといえないのですから。


□筋肉とコリの関係 
~疲労物質FFとは~

コリと聞くと「筋肉が疲れているのかな?」「揉んであげないといけないかな?」と思いますが、そもそも筋肉とコリの関係を私たちは正しく認識できているでしょうか。

コリとは『筋肉が収縮して固くなっている状態』のことを言います。運動不足、老化、環境など多岐にわたる要因が筋肉を緊張させていることが原因です。またコリができると動きが鈍くなり血液が滞ってしまいます。すると栄養も届かず、老廃物を吐き出すこともできずに筋肉が老化していく。筋肉の活動に不可欠なカルシウムイオンの出入りも許されなくなるが故、筋肉が動かなくなるのです。

また、最近の研究では疲労物質はFF(ファティーグファクター)というタンパク質が関わっているとされています。仕事や家事、過度な運動等によって活性酸素が溜まり、FFが体中にできるといわれています。FFの存在が疲労を認知させるといわれています。昔は乳酸が溜まると筋肉痛ができる等言われておりましたが、最近の研究では乳酸ではないとされています。
疲労物質と聞くと生活の敵だと思ってしまいますが、疲労物質は敵ではありません。体を守るための大切な防御反応です。なので、FFもあなたの味方であることも頭に入れておかなければなりません。ただ、健康に生きるために大切なのは、いかにFFを排出できる環境を心がけるかということです。犬にも同じ筋肉が存在しますから、彼らも当然凝りを持っています。大抵の犬は1日中走り回れる環境ではないのですから、彼らが凝る要素は人間世界にキリがないほどです。犬も凝るということを分かってくださればマッサージをする理由と意義をご理解いただけるかと思います。(FRという疲労回復物質も存在する)


□コリの正体
コリと聞くと筋肉しこりが連想されるかと思いますが、それだけでは少しアップデートが必要です。正確には「筋膜が変形して動きが悪くなっている状態からくる筋肉のよじれ」と言えます。
筋肉は筋膜という膜で覆われています。お料理をする人はわかると思いますが、鳥の胸肉に薄い膜があるのを思い出せますでしょうか。それが筋膜です。筋肉は筋繊維の集合体のため周りに薄いラップが存在すると思っていただけたらと思います。またキャンディと包み紙ともいえるかと思います。その膜が不良姿勢やストレスによって正常に動けずに固まった=筋肉は老廃物が出せなくなる=しこり・凝りということです。筋膜は85%が水でコラーゲン繊維・エラスチン繊維というもので構成されているそうです。イメージしやすいものとしては防犯用のワイヤー入りガラスが近いかと思います。そのガラス部分が流動性の高いものだと想像しなおしてみてください。良い筋膜は水の中でワイヤーが柔軟に動けますが、固くなった筋膜はワイヤーも固定され、柔軟に筋肉を支えることができなくなりますね。さらにねじれたり形が変わることで、筋肉が変形して固定されてしまうのです。ですからコリを直すためには、筋肉をどうにかするのではなく、筋膜を柔らかくすることが大切です。筋膜は全身に存在し全部つながっていますので、一部のコリはそこだけにとどまらないということです。たとえが悪いですがゴ〇ブリを1匹見たらなんとかと同等かと思います。

筋膜の低下は健康寿命の低下です。筋肉が柔らかくないと健康でいられないことはご自身の体でも日々感じられることかと思います。愛犬が少しでも長く健康でいてほしいのは飼い主皆の願いであると思います。


□どうすればコリが取れるの?

マッサージの必要性はわかったけど、実際にどうすればいいのか。それはプロの力を借りることが最もリスクのないことかと思いますが、筋肉マッサージには様々な方法が存在すると私のかかりつけの整体師は言います。人間の整体師にもいろいろな考えがあり、筋肉を扱うことは何通りもある世界であるということです。だからここまで語ってきたものの、素人レベルでできることというのは本当に限られているといわざるを得ません。

ただそんな世界であってもやってはいけないタブーは存在します。
それは「決して強く押さない」こと

これに尽きます。
昔の整体はゴリゴリ押せばいいというものでありましたが、そうしてしまうと筋膜を傷つけることになり、むしろ悪化することが分かっています。私も過去にある整体で間違った方法を受けてしまった結果、1週間寝込むことになってしまいました。(その節は失礼いたしました)施術自体はものすごく痛くて、叫んでいたことを思い出します。

揉んでみて犬がグフグフ言う程度であれば問題ないかと思っておりますが、キャン!というほどはよくないかと思っております。私は最近「マッスルリセッティング」という方法を研究しておりますが、比較的簡単で効果のあるものでした。いつか皆様にご提供できるといいなと願っております。(自分の体で臨床実験中)


□マッサージは大切なふれあい

たかがマッサージ、されどマッサージです。あるご家庭で触診をさせていただいたところ、首・肩・背中は固いのになぜだか腰は柔らかい10歳のワンちゃんがいました。不思議に思ってお話を聞くと、毎日腰をマッサージしているとのことでした。本人が喜ぶからやっていてくださったそうです。そのことから、たとえ正しい技術や知識がなくても毎日継続することで筋肉を緩めることができるということです。(肩や首は知らなかったと喜んでおりました)

私たちは日々の仕事に追われてなかなかワンちゃんを触れなかったり、土日しかしっかり相手してあげられなかったりします。しかし寂しがっているワンちゃんがほとんどです。中には絶望しているワンちゃんも何匹も見てきました。目に輝きがない子も見てきました。しかし帰るころには目がルンルンとしています。コミュニティに生きる彼らにとって私たちとの触れ合いは生命線なのです。私は皆様の生活をなるべく崩さずに彼らとうまく共生するコツを教えています。お困りの際はいつでもご連絡ください。





いかがでしたでしょうか。
日ごろの様子を観察することや、器の高さを気にしてあげることは獣医やトレーナーではできません。いつも一緒にいる飼い主さんにしかできないことです。私はしつけを通して信頼関係や、犬との共生をサポートするためのサービスを提供しております。普通のドッグトレーニングは理想を押し付けるようなやり方ですが、当店の教えは飼い主さんの事情をくみ取り、その家にしかないしつけを提供しています。愛犬と心でつながりたい。来てもらってよかったと言ってもらえるサービスを提供できたらとおもいます。

是非ご興味のある方はご連絡いただければ幸いです。
私の主に感謝しつつ。



中島

【整体】筋肉とコリとマッサージについて
【整体】筋肉とコリとマッサージについて

2024/12/23

【心理】犬の硬直と回避と攻撃の選択について

こんにちは。DOGLIFECorinth~13:13~のトレーナーの中島です。
当店は各ご家庭に赴いてそのご家庭に合ったしつけ方をアドバイスしています。その子の性格傾向と家の環境に合わせてかかわり方を提案するから飼い主様も納得しやすく、自分たちのペースで進んでいけるサービスを提供しています。しつけは1歳までと言われますがお客様には14歳の子もおり、犬種や場所問わず全国出張で受け付けておりますのでご興味のある方はご連絡ください。

今日のテーマは
「犬の硬直と回避と攻撃の選択について」
です。

今回のテーマの背景として、問題が起きた時に回避する子と攻撃する子は何が違うのだろうかということからわかったことをまとめます。難しい専門用語も出てくるかもしれませんが、私なりにわかりやすくまとめたいと思います。もしかすると2コラムになるかもしれませんのでご容赦ください。

〇回避行動ができる環境とできない環境がある
よくお客様から聞く話として「散歩中は犬に吠えるが、ペットホテルでは他の子に吠えない」というご相談がよくあることをご紹介いたします。私は物事を考えるとき、『何が違うのだろうか?』という相違点を考えることをベースとしています。散歩中とペットホテルの環境の違いとは「リードがついているかどうか」「飼い主がその場にいるかどうか」があげられます。私のレッスンを受けた人はなるほどと理解されると思いますが、犬は自然と上に立ってしまう動物のため、散歩中に吠えるのは「飼い主を他の犬から守ろうとする問題行動」だと思っています(他の要因もあります)

たとえ対象犬自体は犬が苦手でも、一人であれば「回避」する行動ができますが、リードがついていたり飼い主が一緒にいると豹変してでも問題行動をしなければならないのです。すなわち、“回避ができないならば戦わなければならない“ということであり、吠えというのは警告ですので「これ以上こっちに来ないで!飼い主守ってるから!」と言っているようなものです。私が出張中、キャリーバッグを引いておりますが、犬たちはジーっと見て警戒しています。しかし飼い主はスマホを見たり会話に夢中だったりしています。(ああ~吠えるな~)と思っていると大体吠えます。彼らは回避ができるならそうしたいでしょう。しかし、リードと飼い主の態度がそれを許してくれないのです。回避できない環境は私たちが作り出すのです。


〇危険予測値と恐怖の関係

私たちは犬に「自分で考えて吠えないでほしい」という謎の自立心を求めがちです。だから自分が注意しなくても吠えずに散歩できることが夢と目標なのです(みんな忙しいからね)。 みなさんは「危険予測値」という言葉を聞いたことありますでしょうか。その子がその出来事が自分にとってどれくらい危険であるかを予測することです。日本に住んでいれば震度3程度なら何も言わないでしょう。しかし地震のない国から来た人にとっては世界の終わりなのです。日本人は地震に対する危険予測値(ハードル)が低いということです。むしろ震度3から4になり5になったあたりで恐怖を感じ始めるのではないでしょうか(個人差)。

この危険予測値というのは「大丈夫だった」という経験に基づくものです。ジェットコースターに乗ると一番怖い頂上から安全に地上に帰ってくる経験をするわけです。その落差が大きいと「帰ってこれた=ほっとする」感情が生まれ、ジェットコースターに対する危険予測値が下がる仕組みです。すなわち、何度も危険(恐怖)と安全の経験を繰り返すからこそ危険に対して身構えなくなるということです。

だからもしも自分の犬や子供に自立(自律)してほしいなら、何度も危険と安全を経験させることがコツということです。その結果大して怖がらなくなるということです。もしもチャイムに吠えるならその子はチャイム=危険しか体験しておらず、安全経験をしていないからいつまで経っても学習しないということになります。その子はずっと恐怖のエリアから出てくることはありません。チャイム吠えはそんなに難しいしつけではありません。私のお客様は1回で直ることがほとんどです。

危険体験をしたあとに安全があるとその落差に「ドーパミン(報酬)」がどっと出ることが分かっており、強化学習と関係があるのです。お化け屋敷はドキドキしますが出口から出ると解放されて清々しい気分になりますよね。吊り橋を無事にわたると怖かったけど終われた安心が来ます。危険に対してポジティブに終われた時に出るのがドーパミンです。だから教育のコツは危険と安全とドーパミンを制することであり、ポジティブに終われないのはただの恐怖という全体図だということです。


〇硬直における脳状態
何か怖いことがあると硬直してしまうことがあります。それは脳の前頭前野がストップし、偏桃体からブレーキもブレーキがかかり、運動発現が抑制される状態だと研究されています。(難しいことは省きます)
先ほどドーパミンは「報酬」として説明いたしましたが、実は「不安」に関係する2面性があるとされています。実際に依存症や中毒もドーパミンが関係しているとされているのです。ラットを軽い電気床に置いておくとドーパミンが出続け、ドーパミンは情動的行動選択にかかわる部位を攻撃するそうです。

私たちも漠然な不安を抱えストレスがかかり続けると思考や心が停止するときがないでしょうか。(私はよくあります) すなわちドーパミンが出すぎると「心のブレーキ」がかかる仕組みだということです。私はいろいろなワンちゃんの目を見て読み取るのですが、時たま「絶望」した目をする子がいます。そういう子は目に光が無かったり、陥没していたり、死んだ魚のような暗い目をしています。そういう目をするには必ず理由があり、しっかりと心理を当てて私たちが適切な接し方をしてあげると、終わることには目に光が戻っていることが良くあります。私たちは犬のこころを真剣に見つめてあげる必要があり、彼らにいらないストレスを与えないようにしてあげたいものです。


〇回避における脳状態
しっかりと回避できる脳は一応正しい状態といえます。先の危険予測値の話から、回避すれば問題がないと何度も学習してきたのでしょう。ただ、そういう子は本当に回避できなくなったときが問題です。(硬直と似ています)


トレーナー養成学校で生徒に質問される問題です。
Q.近づいたときに「A吠えかかってくる犬 Bビクビクする犬」あなたはどっちが危ないと思いますか?

正解は・・・Bです。
Aの犬は簡単に気持ちの整理がつきます。しかしBの犬は突然噛んでくるので危ないのです。窮鼠猫を噛むという言葉があるように、自分のいのちを真剣に守る相手こそ捨て身で噛んでくるのです。私は噛まれ慣れて対処する技術も持っていますが、一番深手を負ったのはBの犬です(手のひらに穴が開きました)


Q.ドッグランで「Aうなっている犬 Bキュンキュンと言って追いかけられている犬」どっちが噛む危険性があると思いますか?

 正解は・・・Bです。
Aは黄色信号なだけで、こっちこないでという対処をしているにすぎず本気で噛みつくことは少ないです。Bは守りに入っているので最悪本気で噛みます。

ひとつひとつの脳状態はわかりませんが、逃げる犬・追いつめられる犬こそ実は危ないということはご理解いただけたと思います。また、よくいただくご質問として「遊びと喧嘩の境界線が分からなくて辞めさせ時がわからない」ということですが、やってやられてを繰り返しているのが遊びで、一方的にやっているのが喧嘩なりいじめです。だからドッグランでは対等に遊べているのか嫌がらせをされているのかを見極める必要があります。ほったらかしにするのはやめましょう。

すこし脱線しましたが、回避というのは根本的には不十分ではあるが、硬直よりかは脳状態が正常であると言えます。


〇攻撃における脳状態
成犬の野生動物における攻撃を選択する場合のほとんどは「危険性」を感じた時か、「食べ物を得る」ときのみです。私たちは攻撃と聞くと怖いと思いますが、理不尽に相手に危害を与えるのは人間だけであり、動物は理由なく相手に害を与えることはしません。何度も言いますが害を与える理由は危険性か空腹のときのみです。

危険性を感じアドレナリン・ノルアドレナリンが交感神経を高め血管を収縮させ、戦う情動反応が現れ、攻撃性になるでしょう。(ノルアドレナリンによっては回避を選択するかもしれません)
また「子供を抱えたクマは危ない」と言います。それは子を守るための本能(オキシトシン)が関わるため、子に近寄るものすべてが敵になって攻撃性が現れます。
満腹というのは副交感神経を刺激するので攻撃性が下がると言われていますから、腹が減っている野生動物も危ないのです。すなわち動物は理由なしに攻撃することはないのです。すなわち、自分の家の子が「え!噛んできた!」という場合は、大抵原因に気づかない人間にあります。(犬が原因を作っているシーンは見たことがありません)

では家の中で安全でかつ満腹なのに攻撃してくる場合はどうでしょう。
また、甘噛みとして攻撃してくるのはなぜなのか。

眠いときに邪魔されて嫌だったりする心理が働いているかもしれませんし、そもそも触られたくない場所(危険だと思っている場所)があなたが知らないだけでまだ存在しているかもしれません。もっと構ってほしいという欲求の表れかもしれません。それは見てみないとわかりません。しかし何度も言うように、彼らは理由なく攻撃することはないと私たちは肝に銘じなければならないのです。

「噛むならハウスに入ってて!」と檻に入れてしまうようなことはありませんか。無視しようとしてしまいませんか。彼らの心はあなた以上に離れていきます。なぜその行動をするのかを知ればどう対応すればいいのかわかります。WHYが分かればHOWがわかるのです。しかしやり方ばかり求めて彼らの気持ちが分からずに解決されなければ一向に攻撃性はなくならないと私は思っています。





いかがでしたでしょうか。
日ごろの様子を観察することや、器の高さを気にしてあげることは獣医やトレーナーではできません。いつも一緒にいる飼い主さんにしかできないことです。私はしつけを通して信頼関係や、犬との共生をサポートするためのサービスを提供しております。普通のドッグトレーニングは理想を押し付けるようなやり方ですが、当店の教えは飼い主さんの事情をくみ取り、その家にしかないしつけを提供しています。愛犬と心でつながりたい。来てもらってよかったと言ってもらえるサービスを提供できたらとおもいます。

是非ご興味のある方はご連絡いただければ幸いです。
私の主に感謝しつつ。



中島

【心理】犬の硬直と回避と攻撃の選択について
【心理】犬の硬直と回避と攻撃の選択について

2024/11/28

【生理・心理】毛の形状から推察できる性格について(心理士として科学的背景を交えた推論)

こんにちは。DOGLIFECorinth~13:13~のトレーナーの中島です。
当店は各ご家庭に赴いてそのご家庭に合ったしつけ方をアドバイスしています。その子の性格傾向と家の環境に合わせてかかわり方を提案するから飼い主様も納得しやすく、自分たちのペースで進んでいけるサービスを提供しています。しつけは1歳までと言われますがお客様には11歳の子もおり、犬種や場所問わず全国出張で受け付けておりますのでご興味のある方はご連絡ください。

今日のテーマは
「毛の形状から推察できる性格について(心理士として科学的背景を交えた推論)」
です。

以下の方に読んでいただければと思います。
・なぜ直毛とくせ毛があるのか
・犬の毛の違いは何かに影響しているのか
・毛質の性格判断はあるのか



まず、今回のコラムを書く前に謝っておきます。
普段のコラムは科学的事実に基づいた推論をしておりますが、今回のコラムは一切科学的に証明されていない分野を取り扱います。毛質というのは遺伝子やゲノム解析で得られるデータ、成育歴や生活環境が関わることです。そのため、いち参考程度にとどめていただけたらと思っております。

今回のコラムを書く動機は私の心理士としての知的好奇心でございます。
心理士として様々な毛の形状を見たとき心理傾向と関わりがあるのではないかと思い今後の自分のスキルアップを見込んだ上での内容です。「科学的根拠も少ない毛質傾向+科学では測りえない心理」というものを組み合わせるという無謀な分野でありますので、その点をご留意いただいたうえでご拝読いただけたらと思っております。

ただし、私が思ったことだけを無責任に書くようなスピリチュアルな内容ではなく、しっかりと科学的根拠をベースに置いた推察ができたらと思っております。




〇犬も人も毛の形状によって性格傾向があるのではないか
100人がいれば100通りの性格があります。それは犬も同じだと思っています。
似たような性格はあるものの全く同じ特徴を持つ個体はいませんでした。

今回、私の脳内統計データが、毛質と性格に相関があるのではないかと仮説を立てたため、髪質と性格に何か相関があるのかと推論していきたいとおもっております。私は毛の研究者ではないので科学的な深堀は避けますが、心理的な側面を深堀していきたいと思います。



〇直毛とくせ毛の成り立ちの不思議

毛には太さ・硬さ・色素の要素があると思います。
私も初めて知ったのですが、毛質というのは実は毛根の形が関係しているとのことです。

よく毛根から毛がまっすぐ生えているイラストを目にしますが、それはわかりやすくしているだけであって、実際は毛の道がまがっていたりうねっています。曲がった道に生えてきた毛は、曲がった状態で外に出てくると思っていただけて結構です。針金が最初に曲げられてしまうと戻らないのと同じです。

さらに、くせ毛の人は毛根の断面図もまん丸ではありません。楕円状だったり、三角だったりと個人差があるようです。だから、まっすぐの道でかつ丸い出口ならまっすぐの毛が出てくるが、道中が曲がっていて、かつ丸くない出口をしていればくせ毛が出てくるということです。これは容易に想像できますね。

だから毛の形状というのは毛質云々ではなく、毛根の道がまっすぐかどうかで決まるということなのです。


また興味深い事実として、私も私の家族もくせ毛なのですが太い毛ではありません。くせ毛を持つ人は毛が柔らかく、直毛の人は毛が針金のように強いですよね。普通に考えるならば、まっすぐであればそれだけ栄養が通りやすい環境と言えますので、その結果、毛質に関わってくるのではないかと推論しても問題ないかと思います。(植物も太い茎は元気ですよね!)

以上から決してどっちに優劣があるといっているわけではないものの、超短絡的に言ってしまえば、直毛は比較的強い因子を持っていて、くせ毛は弱い因子を持っているということです。ここまでは一般的な人でも書ける内容のコラムです。

ではその因子というものは細かく分けるといったい何なのでしょうか。



〇筋肉量や血液量が関わっている?

最初に述べましたが、毛質というのは様々な要因が関わっているためこれだ!というものはありません。総合的な環境要因がその毛質を作っています。
とはいえ各要因を比較してわかることは必ずあると思っています。


まず挙げられるのは筋肉量です。

みなさんの肌感覚的に、筋肉がムキムキにある人は毛も太くて強い毛をしていると思いませんか。エレガントな髪形のボディービルダーは少ないなというのが率直な感想です。(いないとは言っていません)また女性であっても直毛のひとはエネルギッシュな人が多い感覚もあります。マラソン選手やサッカー選手など。

すなわち男性であろうが女性であろうが、筋肉量のある人の髪質というのは力強く見えるのです。なぜでしょうか。私が思うのは立毛筋の発達だと思っています。(さらに加えるなら血管の強さもある)
以前からスポーツをする人はなぜフサフサなのかと思っていました。それは運動するから頭に栄養が届くんだろうな~くらいしか思っていませんでしたが、今回の研究をするにあたって、「立毛筋」というものに着目してみました。

立毛筋というのは毛根と表皮の間にある筋肉で、字のごとく毛を立たせる筋肉です。また立毛筋の存在位置が毛の道中にあることから、毛の道をまっすぐに整える作用があると考えても言い過ぎではないと思っています。
また、立毛筋は心臓と同じく鍛えることも意思で動かすこともできない筋肉(不随意筋)のため、その筋肉の強さは生得的といえます。

人間誰でも生まれたときの毛はすごく柔らかいのですが、この立毛筋がどれだけ生命として発達するかによって毛質が変わってくるのではないでしょうか。ですので、スポーツをやっているから毛がしっかりしたのではなくて、もともと筋肉が発達しやすい体の特徴を持っていたから毛が立つ筋肉が発達したといえます。

逆に、インドアの性格を持っている人には毛が薄い人が多いと思いませんか。
毛が薄い学者は多いと思います。実際に私の周りの人間を見てみても、推論をして行動をする人ほど、髪の毛が薄い傾向にあります。さらにそういう人はスポーツが苦手だったりします。すなわちもともと筋肉が発達しづらい体の特徴だったのかもしれません。だから立毛筋が発達しづらく、毛を支えることができない。その結果、毛が曲がる・抜けるが発生すると私は推察します。




〇性ホルモンが関わっている?
筋肉だけではなく、性ホルモンが関わっているのではないかという推論です。
ホルモンにはたくさんありますが、ここでいうホルモンは男性・女性ホルモンを指しています。ここでは男性か女性かのLGBTQ的な話の場ではありません。あくまで事実的に存在しているものだけにフォーカスしております。

男性ホルモンと女性ホルモンには違いがあります。
一言で表すと
・男性ホルモンは筋肉などの鎧としての外需
・女性ホルモンは内臓・骨・情緒などの内需
があると思っています。(ホルモン差の説明はまた別枠で)

そのため、男性ホルモンが強いと筋肉が、女性ホルモンが強いと体の内部が育つ傾向があると私は結論付けています。現実の肌感覚で考えてほしいのですが、ぶっきらぼうな人は情緒を出すことが苦手であったり、すごく親身になってくれそうな人はムキムキマッチョでしょうか。(しつこいようですがいないとは言っていません)

すべてを性ホルモンで説明しようなどという暴挙に出ることはないものの、男性ホルモンは自分や他人を力で守る鎧、女性ホルモンは心で繋がろうとするという性格の傾向があることは語っても許される範囲内だと思います。

そのホルモン量の違いが毛質とつながるのです。



〇被毛は性格傾向の判断材料
三段論法的に
A(性ホルモン)
B(筋肉量)
C(髪質)
としてAとBに相関があり、BとCに相関があるのであれば、AとCに相関があるということです。だから毛質の違いを性格判断の材料にしても問題ないし、毛質を見てどんな人や犬なのかを想像する材料にできる可能性があるということです。

だから毛質を見て
強い人は、アウトドア系・直感系という本能的な性格傾向
柔らかい人は、インドア系・推論系という理性的な性格傾向
と言えるのではないかと思っています。


男性の中でも毛が強い弱いがあり、女性の中でも毛の強い弱いがあります。
それは男性女性それぞれに男性ホルモン・女性ホルモンが存在しているためだと思っています。

男性のなかでも
① 男性ホルモンが顕著に多い⇒女性ホルモンが少ない
② 男性ホルモンが比較的少ない⇒女性ホルモンが比較的多い
女性の中でも
③ 女性ホルモンが顕著に多い⇒男性ホルモンが少ない
④ 女性ホルモンが比較的少ない⇒男性ホルモンが比較的多い
の4種類があると思っています。

① は俗にいう男性的な人だし、②は男性の中でも女性的
② は女性の中でも男性的、④は俗にいう女性的な人

昨今のLGBTQともかかわってくる話かもしれませんがそれはそれぞれのご判断にお任せするものの、毛質を起点として相手の性格傾向をある程度分類できるかもしれないということです。また、それによって対応の仕方を考えられればお互い良いですよね。(必ずしも当たるわけではありませんが参考として)



〇毛質の性格判断を犬に当てはめることについて
長くなりましたが、犬においてはどうでしょうか。
たとえば同じダックスフンドでもショートコートは気性が荒く、運動が好きで、ロングコートは温厚であるという性格あるあるがあります。ここまで読んでくださったかたはわかってもらえると思いますが、それは直毛かくせ毛かの違いと同じ話だと思ってもらえるでしょう。だから犬にも毛質での性格判断を適応させる余地があると私は思っています。

ただ、犬には去勢避妊があるため判断する人にとってはとても事を難しくします。去勢避妊はホルモンバランスが崩れるので、性格が変わることがあるためです。それに関連することとして「去勢をしても問題ない子とそうでない子がいる」のではないかというのが最近の研究対象ですがそれは別枠で。さらに知れるなら、「去勢避妊をすると毛質が変わるのか」という研究ができたらすごく面白そうです。

話が自分の研究求に脱線してしまいましたが、性ホルモンは犬も人も同じシステムですので、毛質の考え方は当てはめても問題ないのではないかなーと思っています。





いかがでしたでしょうか。
日ごろの様子を観察することや、器の高さを気にしてあげることは獣医やトレーナーではできません。いつも一緒にいる飼い主さんにしかできないことです。私はしつけを通して信頼関係や、犬との共生をサポートするためのサービスを提供しております。普通のドッグトレーニングは理想を押し付けるようなやり方ですが、当店の教えは飼い主さんの事情をくみ取り、その家にしかないしつけを提供しています。愛犬と心でつながりたい。来てもらってよかったと言ってもらえるサービスを提供できたらとおもいます。

是非ご興味のある方はご連絡いただければ幸いです。
私の主に感謝しつつ。



中島

【生理・心理】毛の形状から推察できる性格について(心理士として科学的背景を交えた推論)
【生理・心理】毛の形状から推察できる性格について(心理士として科学的背景を交えた推論)

2024/10/31

【栄養】犬の飲み水に関して

こんにちは。DOGLIFECorinth~13:13~のトレーナーの中島です。
当店は各ご家庭に赴いてそのご家庭に合ったしつけ方をアドバイスしています。その子の性格傾向と家の環境に合わせてかかわり方を提案するから飼い主様も納得しやすく、自分たちのペースで進んでいけるサービスを提供しています。しつけは1歳までと言われますがお客様には11歳の子もおり、犬種や場所問わず全国出張で受け付けておりますのでご興味のある方はご連絡ください。

今日のテーマは
「犬の飲み水に関して」

です。

以下の方に読んでいただければと思います。
・水道水でいいの?
・ミネラルウォーターをあげたい
・一日のどれくらい飲めばいいのか
・よく水を飲むのだけれども…


〇水には硬度がある
軟水や硬水とあるが水には硬度があります。水の中にどれくらいのカルシウムとマグネシウムが含まれているかによって軟水、中硬水、硬水と決まるそうです。世界と日本の基準は違うそうですが、日本の水道水は軟水(高度60程度)です。国内メーカーのミネラルウォーターは超軟水(高度30程度)でした。東京の水道水は硬度60~70で、田舎の水は30~50とのことです。東京は関東ローム層がある関係で硬度が高くなるといわれています。話は脱線しますが、東京の水はまずいと言われるのはこの高度も関係しているのではないかと思っています。


〇温泉水やミネラルウォーターをあげてもいいのか

私もミネラルウォーターはミネラルが高いと思っていたためあげないほうがいいのではないかと思っていましたが、水道水のほうが高ミネラルと知り、あげてもよいことを知りました。地方に住んでいる子は水道水が最適ということです。また、健康な腎臓であれば硬水でも問題ないという人もいます。(ずっと飲んでいれば影響があるような気もしてしまいますが)ただ、すでに腎臓病を患っている子には硬水はあげないほうがよさそうです。最初から最後まで水道水で十分かと思っておりますが、ミネラルウォーターを愛犬にあげたい方は素直にあげてよいかと思っております。そっちのほうが気持ちがいいですね。


〇一日に飲む量を知っておく
人間は1日2L程度の水を飲むことが理想といわれていますが、犬は体重の5%分の水を飲むようにと言われています。5㎏の子であれば250ml、10㎏の子であれば500mlです。もし毎日のご飯が手作りやウェットフードであれば減ると思います。夏であれば10~20%程度多くなっても問題ありません。大切なのは元気なうちに自分の子がどれくらいの水を飲むのかを知っておくことです。体に変化があってからではそれが多飲なのか平常なのかがわからないためです。毎日データを取らなくてもいいですが、たまにはペットボトルで測ってみてもよいかと思います。ペットボトル500mlに水を入れ、1日にどれくらい減るのかを何日か試行し平均値をとってみるとよいかと思います。


〇多飲・多尿する場合の注意点
自分の体重以上に水を飲みすぎる場合注意が必要です。先ほど1日に体重の5%程度と言いましたが、多飲の基準は1日に10%と言われています。明らかに飲みすぎの場合、腎臓病や糖尿病等が発生していることがあります。
私のお客様で、常に水を飲みたがり一度口を付けた水は変えてくれないと飲まないというシニア犬がいました。その子は後日病院へ行き、腎臓病であると診断を受けたそうです。どうしてフレッシュな水でないと飲まないのかは分かりませんが、いつもと違う違和感というのは大切にしなければなりません。また、毎日を観察してあげることがその違和感に気づく大切な皆様の役割です。忙しくて相手してあげられなかったり、問題行動ばかり起こすからかわいくないこともあるかもしれませんが、日ごろのお世話で困ったときは一度ご連絡ください。


〇適切な水のあげ方
小型犬においてはあまり関係ありませんが、飲み水やフードは少し高い位置であげるとよいです。本人が立った状態ですこし首を下げるくらいで食べられる環境だとよいでしょう。大型犬で水をベチャベチャに垂らす子は器が低い可能性があります。本来水を飲んで口元にたまった水は、唇の流れに沿って水が流れるはずですが、器が低いと口先にすべての水が溜まって床に垂れてしまいます。また、ごはんや水を床から喉へ流す際、一時的に重力に逆らってものを移動させるため、早食いや誤飲の一要因になりかねないと私は思っています。





いかがでしたでしょうか。
日ごろの様子を観察することや、器の高さを気にしてあげることは獣医やトレーナーではできません。いつも一緒にいる飼い主さんにしかできないことです。私はしつけを通して信頼関係や、犬との共生をサポートするためのサービスを提供しております。普通のドッグトレーニングは理想を押し付けるようなやり方ですが、当店の教えは飼い主さんの事情をくみ取り、その家にしかないしつけを提供しています。愛犬と心でつながりたい。来てもらってよかったと言ってもらえるサービスを提供できたらとおもいます。

是非ご興味のある方はご連絡いただければ幸いです。
私の主に感謝しつつ。



中島

【栄養】犬の飲み水に関して
【栄養】犬の飲み水に関して