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2025/08/27

【犬種】短頭種のなぜ

こんにちは。DOGLIFECorinth~13:13~のトレーナーの中島です。
当店は各ご家庭に赴いてそのご家庭に合ったしつけ方をアドバイスしています。その子の性格傾向と家の環境に合わせてかかわり方を提案するから飼い主様も納得しやすく、自分たちのペースで進んでいけるサービスを提供しています。しつけは1歳までと言われますがお客様には14歳の子もおり、犬種や場所問わず全国出張で受け付けておりますのでご興味のある方はご連絡ください。

今日のテーマは
「短頭種のなぜ」
です。


読んでほしい方
・短頭種を飼われている人
・知り合いに短頭種の子がいる人
・短頭種の特徴を少しでも知りたい人


短頭種とは、ブルドッグをはじめとしたマズルが短い犬のことを指します。ブルドッグのほかには、パグ・フレンチブル・ピットブル・ボクサー・ボストンテリア、分類上はチワワ・シーズー・ポメラニアンなどなど。マズルの長さ一つとっても単なる特徴ではなく、色々な行動に影響しています。そこで短頭種(特にブルドッグ系)のなぜ?を集めてみました。

☆ブーブーいうのはなぜ?
短頭種気道症候群というものがあります。短頭種は自然界にいたわけではなく、人為的にその形をつくった経緯があるためか、体に難が出やすい体質と言えます。その中でもマズルを短くしたことによる苦しさがあります。それが短頭種気道症候群です。

症候群といわれるとすごく怖く感じると思いますが、正しい知識を入れましょう。
症候群とあくまでその症状を集めたものであり「病気名」ではありません。すなわち、あなたがゴホゴホと咳をして喉を傷めていたら、咽頭系の症候群であり病気名ではないというのが正しい認識です。だから症候群と言われても「ガンです」と言われ頭を石で殴られたようにショックを受けてはいけません。あくまで症状を集めたものです。

その症候群の中にはいくつかありますが
・軟口蓋長過長(なんこうがいかちょう)
・外鼻孔狭窄(がいびこうきょうさく)
がよく頻出するものかとおもいます。私は医師ではないのでどんな傾向があるかはわかりかねますが、今回の私の勉強はこの二つを取り上げたいと思います。

「軟口蓋過長」とは、簡単に言うと喉の奥が封鎖されている状態です。
軟口蓋というのは、のどちんこから奥の部分で、人間にもあります。もしその部分が腫れていたら私たちも苦しいですね。呼吸するたびにブーブー音を鳴らしてしまうかもしれません。短頭種はその部分が肥大している子が多く、最悪は手術で切除するとのことです。私は鼻が鳴っているのかと思っていましたが、鼻より奥に問題がある子がいると知りました。皆さんの子が鼻より奥でガーガー言っていれば、もしかすると、もしかするかも。

「外鼻孔狭窄」とは、簡単に言えば鼻の穴が小さいということです。
色々なワンちゃんの鼻を見てきましたが、確かに短頭種の子は鼻の穴のかたちが変形している子はとても多く感じます。空気の入り口が狭いため呼吸に難が出てしまうということです。こちらも手術で広げることができるそうです。

他にも気管や気道にまつわる病気はありますが、興味のある人はもっと詳しいページを見るといいと思います。


☆なぜ興奮症がおおいのか
興奮症は病気ではありません。あくまで心理傾向を指した言葉であり、それこそ症候群に近い言葉かと思います。名前のついている病というのはその原因がハッキリしているものであり、症候群というのは病理的な原因が一つではありません。興奮する理由はそれぞれ違いますから、病ではないということです。遊び足りないという低次元な話から、脳に異常があるという高次元な話まで全て興奮症にされてしまいます。

だとしても、短頭種は興奮する子が多いというのが私の印象です。短い手足をブンブン動かしながら人間に体当たりしているドッグランのフレンチブルは多いです。さらに家の中でも落ち着けない短頭種もよく伺いますし、外で会うとずー――っと止まらない子も見受けます。なぜ短頭種は興奮する傾向があるのでしょう。

それも呼吸・気道に関係していると私は思っています。
というのも、人間も含めた生体というのは呼吸を使って脳をコントロールしています。頭に血が上ったとき深呼吸をするとスッと冷静になるといわれますし、やったとこはなくともイメージができる話かと思います。それはしっかりと冷たい空気を入れ込むことで、脳における間脳という領域が冷やされるシステムが生体に備わっています。間脳とは自律神経を司る部分ですので、深呼吸をすることで脳が冷やされ冷静になるということです。

しかし短頭種はマズルが短かったり、入り口が狭かったりとうまく呼吸を入れ込めない子が多いです。すなわち脳が冷やされる機会が少ない=脳が常に興奮状態と言えると思います。それが興奮症のよくある悪循環だと思います。脳が冷やされないことは熱中症とも関わっていて、そのために短頭種は熱に弱いと言われる所以ではないでしょうか。すべてはつながっていますね。

もしも家の子に落ち着いてほしい場合、ゆっくりした時間を持ってあげるもよし、保冷剤を数分間鼻の前に置き、冷気を入れ込んであげることがいいと思います。あまりやると鼻の奥が痛くなるので数分で。


☆おならが多いワケ
簡単に言うと、口から入ってくる空気が多いからそれだけ出ちゃう。とのこと。
興奮したときに呼吸をして
食べたときに口から呼吸をして
など鼻ではなく、口呼吸が多いが故飲み込む量が増えるというのが説です。

色々なものを見ても詳しい説明があまりなされていないのでこう少し深堀りしてみました。まず飲み込んだ空気はすべてがおならになるわけでありません。80~90%は血液に吸収されて肺に流れていき、口から出ていくそうです。吸収されなかった空気がおしりに流れていくということです。もしも1000mlの空気を飲み込んだら100mlがおならになるし、500mlだったら50mlということです。そういう意味で口からいっぱい空気を飲むから、結果的におならが多いというのが正確な認識だと思います。

また、食べるものによってはガスがたまりやすいといわれています。多くは糖質の摂りすぎと言われています。糖質は腸で発酵してメタンガスになり、臭いおならの原因を作ります。ごはんによってはお米がいっぱい入ったフードであったり、おやつのボーロをいっぱい食べてしまうと腸内環境が悪くなるので糖質に注意です。ただ、適度な糖質は必要なので抜きすぎると低血糖になるため抜きすぎることはやめましょう。


☆チャウチャウのベロは青い
急に特定の犬の話になりますが、昔から気になっていたんですよね。知らない人のために言うと、チャウチャウという犬種の下は真っ青なのです。一見まるでド・チアノーゼのように真っ青なことにどんな理由があるのだろうかと。

一言で言って、遺伝だそうです。
なんだ…つまらない。
と思われるかもしれませんが、なんとチャウチャウのパピーちゃんはピンク舌だそうです!!!!(衝撃の事実)
チャウチャウの前の種類の舌も青色だそうですので、遺伝なのかもしれませんね。

舌が赤いのは血液の色でありますので、血が青くなることはないですから血が変わったわけではないと思います。では何が関わっているんでしょうね。それは私にはわかりません。今回はわからないということが分かったという哲学的な結論にとどめておきます。


☆短頭種同志でしか遊べない理由
よく短頭種で集まっているシーンを見たことはありませんか。またドッグランでも短頭種に噛みついてしまう警戒してしまう子はいたりしませんか。それ、訳があるんです。

結論からすると、短頭種はマズルが短いため挨拶する距離が近いんですよね。私たちも名刺交換の際いきなりパーソナルスペースに入られたらドキッとしますよね。短頭種はグイっと入らないと挨拶ができない体をしています。だから小さい時から短頭種に慣れた子にとっては普通のことでも、短頭種を知らずに短頭種とあいさつをすると「あのこは距離が近い!」と怒る・怖がるケースがあります。

私たちも小さい時から英語を勉強したり、外国人と触れ合っていたら外国人への抵抗は減りますね。慣れ(危険性の鈍化)という心理です。犬にもそれがあり、短頭種を毛嫌いするのは慣れていないことが多いです。だから結果的に短頭種は短頭種で集まって遊びがちになるという構図が出来上がります。





いかがでしたでしょうか。
私は愛情のない飼い主は少ないと思っています。(いないとは言いません)
ただ愛情のかけ方が実に人間的で、犬に伝わってないのがほとんどだと思っています。今回は犬種の情報でしたが、私はしつけを通して信頼関係や、犬との共生をサポートするためのサービスを提供しております。当店の教えは飼い主さんの事情をくみ取り、その家にしかないしつけを提供しています。愛犬と心でつながりたい。来てもらってよかったと言ってもらえるサービスを提供できたらとおもいます。

是非ご興味のある方はご連絡いただければ幸いです。
私の主に感謝しつつ。



中島



【犬種】短頭種のなぜ
【犬種】短頭種のなぜ

2025/07/23

【脳科学】脳の同期~コミュニケーションの大切さ~

こんにちは。DOGLIFECorinth~13:13~のトレーナーの中島です。
当店は各ご家庭に赴いてそのご家庭に合ったしつけ方をアドバイスしています。その子の性格傾向と家の環境に合わせてかかわり方を提案するから飼い主様も納得しやすく、自分たちのペースで進んでいけるサービスを提供しています。しつけは1歳までと言われますがお客様には14歳の子もおり、犬種や場所問わず全国出張で受け付けておりますのでご興味のある方はご連絡ください。

今日のテーマは
「脳の同期~コミュニケーションの大切さ~」
です。


読んでほしい方
・脳が同期する?
・コミュニケーションが大切なのはわかるけど
・いつ同期されるの
・全然わかりません



〇脳は同期する
最近になって、脳は同期すると言われています。実際にハイパースキャニングといって脳活動を見ながら共同活動を見ると、個人差はあるためなんでもシンクロするわけではないものの、大抵は同じところを使っていることが分かっています。ただ自閉症やアスペルガー症候群ではそうもいかないそうです。他人同士が分かり合える「共感」は脳の同期から来ていることが分かる。

ともすると、会話が成立しない時というのはお互いに脳の違う部分を使っていると考えられる。だから「この人とは馬が合わない」というときは、脳タイプが違うと思えばいいかもしれない。この人は「何話してもピッタリ合う」というときは脳の使い方が同じなのかもしれない。また、脳は初対面のほうが同期すると言われている。初対面の会話というのは大抵、天気・趣味、共通点探しである。初対面から恥ずかしいことを話す人はいないわけです。すなわち、初対面のほうが会話の流れが決まっているため同期しやすいのではないかと私は思う。

私のお客さんの大半は初対面ですが、会話ができる理由は「犬のこと」という共通点があるため急に本題に入ることが出来ます。また、もっと飛躍して話すと私は犬と同期する力が一般人よりも高いかもしれない。犬の表情、行動、微妙な緊張感、目のチカラ、皮膚の状態等からも分かるし、いつもは1時間吠える子でも半分の時間で慣れてしまう子も珍しくないことからそう思います。脳の同期と言われて犬との同期もあるのではないかと思いました。


〇コミュニケーションがもたらすもの「人間編」
社会一般的に、コミュニケーションをとることが求められます。むしろコミュニケーションをとらなかったことによって破壊するものもあります。成長しないこともあります。コミュニケーションと聞くと「会話」というイメージがパッと浮かび上がりますが、広域に言えば「関わり」と言えます。愛情の反対は無関心というように、関わりと無関心と言えるかもしれません。

会話することもそうだし、触れること、側にいること、手紙を書くこと、応援すること、お弁当を作ること、叱ること、見つめること、真剣になること、相談すること、うなずくこと、笑うこと、一緒に何かをすること、プレゼントをすること・・・
(叱ることについては他で書こうと思います)

私が思いつく限りではありますが、コミュニケーションには必ず渡し手と受け手がいることが分かります。よく、コミュニケーションの方法は様々と言いますが、渡し手と受け手が認知した相互関係になれるとより深い関係になれると思います。すなわち、コミュニケーションが深まれば深まるほど、イコールでつながれていくということです。たとえ親と子でも他人は他人です。しかしコミュニケーションが生まれることで親と子に親和性が生まれ、数多くのことがイコールでつながれていくと思います。

お母さんはへそのうで繋がっていたくらいですから、お父さん以上にイコールが強いと言えます。ですから、世の中のお父さんはコミュニケーションにハンデを負っていると言わざるを得ません。すなわち、お母さん以上に子供とのコミュニケーションをとる必要があるかもしれませんね。

このイコールは子供の愛着基盤になり、成長の土台につながっていきます。何がイコールになるのかは成長段階によって違います。中学生にベタベタするのはNGだし、赤ちゃんに激励してもうまく伝わりません。その年齢に応じたイコールがあると思っています。

脳同期(共感)=コミュニケーション=イコールの生成
イコールを作り出すもの、それは共感力です。
相手の立場になって共感することこそ、なるべく適切なイコールを作り出せると私は思っています。小学生であれば自分が小学生の時を思い出してイコールを作り出し、大学生なら自分が大学生の時を思い出して相手と接するわけです。あなたの共感力は子も真似をして社会に出ていきます。すなわち、共感力というのはその子の財産になると思っています。


〇コミュニケーションがもたらすもの「愛犬編」
それでは犬に対してはどうでしょうか。犬と会話することが出来ると思っている中島からすると、犬にも財産を分け与えることが出来ると思っています。

これを読んでくださっている方は問題行動に悩まされた経験があると思います。現在も悩まされている方かもしれません。犬への財産とは「平安」です。いろいろなご家庭を見ますが、問題行動が少ない家というのはコミュニケーションをたくさんとっていると私は思います。「ずっと一緒にいるけど問題行動ばっかりです」という方もいるかもしれません。私が言っているのは時間ではありません。いかに相手の立場になれるかということです。

おしっこの失敗において、成功する家は「ワンちゃんだもん、しょうがないよ」と失敗を無意識に許せる家です。しかし、絶対に失敗させたくないゆえに、自分都合で怒ってしまうのは、相手の立場になっていないと言えます。(無言で処理したとしてもワンちゃんは心の状態で判断しています笑)

だから皆さんが抱える問題行動は温かい空気からつくられるものではなく、冷たい空気からつくられてしまう可能性があります。犬はコミュニティの生き物ですから、群れを意識します。そこから疎外されれば不安になるし、かまってくれないと物を壊してまでアピールします。どうしたらこの負の遺産から逃れることが出来るでしょうか。それは犬に変わってもらうのではなく、飼い主が変わることです。飼い主の共感力を磨くことだと思っています。そのお手伝いが私になります。まずは犬たちのことを分かってあげましょう。


〇愛犬と会話していますか?
犬が本当に思っているかどうかわからなくても、「俺今こう思ってるんだぜ」「私それ嫌なの」とか当てずっぽうで会話したりしませんか?私は本当にいいことだと思っています。話しかけることだけか会話ではありません、相手の気持ちや立場を想像しながら相手と接することが共感力において最も大切なのです。もし違っていたとしてもどこの誰が正解を出すのでしょう。神様にしかわからないのですから、当てずっぽうでもいいじゃないですか。それで笑顔が増え、犬も構ってもらえて幸せじゃないですか。

ひと昔前は「犬が家族みたい」とマイナスニュアンスで使われていましたが、今の犬は家族になりました。家族なら会話してもおかしくないですよね。むしろ犬を存在させているだけではもったいないと思います。

「後悔先に立たず」
年齢を重ねてから後悔しても時間は取り戻せません。早い時間から呼んでくださった方はラッキーです。問題行動がなくても教えたいことがあると思っています。問題行動がないとしても犬の常識を知らない時点でもったいないからです。心理だけではなく、生理、整体、より良い飼い方があるかもしれませんね。ぜひご連絡お待ちしております。





いかがでしたでしょうか。
私は愛情のない飼い主は少ないと思っています。(いないとは言いません)
ただ愛情のかけ方が実に人間的で、犬に伝わってないのがほとんどだと私は思っています。私はしつけを通して信頼関係や、犬との共生をサポートするためのサービスを提供しております。普通のドッグトレーニングは理想を押し付けるようなやり方ですが、当店の教えは飼い主さんの事情をくみ取り、その家にしかないしつけを提供しています。愛犬と心でつながりたい。来てもらってよかったと言ってもらえるサービスを提供できたらとおもいます。

是非ご興味のある方はご連絡いただければ幸いです。
私の主に感謝しつつ。



中島



【脳科学】脳の同期~コミュニケーションの大切さ~
【脳科学】脳の同期~コミュニケーションの大切さ~

2025/06/26

【生理】リーキーガット症候群 ~原因不明の症状たち~

こんにちは。DOGLIFECorinth~13:13~のトレーナーの中島です。
当店は各ご家庭に赴いてそのご家庭に合ったしつけ方をアドバイスしています。その子の性格傾向と家の環境に合わせてかかわり方を提案するから飼い主様も納得しやすく、自分たちのペースで進んでいけるサービスを提供しています。しつけは1歳までと言われますがお客様には14歳の子もおり、犬種や場所問わず全国出張で受け付けておりますのでご興味のある方はご連絡ください。

今日のテーマは
「リーキーガット症候群~原因不明の症状たち~」
です。


読んでほしい方
・リーキーガット症候群?
・下痢を繰り返します
・人間のニキビが増えてきた
・犬が落ち着かない


□リーキーガット症候群とは
聞きなれないリーキーガット症候群。医学やアレルギー学会でもその存在の賛否がわかれるとのこと。日本語では「腸管壁浸漏(ちょうかんへきしんろう)」。一言で簡単に言えば、腸バリアが壊れている状態で、その腸壁から異物が漏れ出てしまうことをリーキーガット症候群と言います。症候群というのは病名ではありませんので注意して心にとどめておいてください。うちの愛犬は大丈夫かしら?と直結させてはいけません。最後まで読んでみてくださればと思います。

リーキーガット症候群は1980~1990年ごろから複数の人によって提唱されてきたものだそうで、誰が言い始めたかは不明とのこと。食べ物やストレスなどによって、腸の細胞同士の結合が緩み始めてしまうこと。本来、異物というのはうんちとして排泄されるが、腸壁に隙間が出来てしまうとそこから異物が血液に侵入し体をめぐり様々な症状を出してしまうというもの。

リーキーガット症候群の考え方自体は医学的には認められていないが、研究が進められており、京都府立医科大学や鳥取県医学会でも取り上げられている。すなわち、仮説として使っているという表現が正しいと思われる。私たちの生活にも「腸内バランスがー」「腸を整えることは良い」などの知識が言われているように、リーキーガット症候群の存在もあながち否定はできないと私も考えており、犬の食生活に当てはめられることがあるのではないかと思い、すこしここに記してみようと思う。


□リーキーガット症候群の原因

ではリーキーガット症候群はどんな生活からなるのだろうか。特にあげられるのが、小麦や牛乳に含まれる「カゼイン・グルテン」などのタンパク質とのこと。犬にも乳糖不耐症というものがあるが、それである。そのまえに体はどのようにしてタンパク質を消化させるのかという一般知識を伝えておきたい。

タンパク質は体に入ると、胃酸(ペプシン)によって分解され、十二指腸でも分解され、アミノ酸という形で腸にて吸収されます。しかし、タンパク分解が上手くいかないと、腸は吸収することが出来ず、異物として見なされます。だから、牛乳を飲むとお腹を壊すというのは、タンパク質を分解できずに腸が排出しようとする反応であり、免疫が反応するくらい異常だと判断されればアレルギー反応になります。

話をリーキーガット症候群に戻すと、不慣れなタンパク質ばかり摂取すれば体に良くないよねということです。実際にお菓子やカップラーメン、マクドナルドなどの生活を続けていれば体が壊れるのは誰でも分かると思います。では実際に何がリーキーガット症候群を引き起こすのでしょうか。

まず小麦、小麦の中に含まれるグルテンが腸でゾヌリンに変わります、ゾヌリンは腸壁の浸透性を調節する役割があるのですが、過剰摂取によって腸壁が壊れる(隙間が空く)とされています。ゾヌリンの値は糖尿病患者の判断に使われているそうです。小麦を食べるなというわけではなく、毎日摂取するのは良くないよねということです。ただ、不思議なことに外国人の主食は小麦です。その比率は腸の形が関係しているのかもしれませんね。

乳製品、乳製品に含まれるカゼインは人によっては難消化性であります。リーキーガット症候群の大きな枠組みは「未消化」ですので、消化しにくいということはそれだけで腸壁を傷つけてしまうかもしれません。また未消化のカゼインができると、神経症状などを引き起こす、ともされているので食べなれない人は注意が必要です。

そして砂糖。砂糖は基本的に悪玉菌のエサだと思ってください。しかし、悪玉菌も存在していいのです。大切なのはバランスですので一切砂糖を取らないわ!というのは曲解した考え方です。バランスのいい食事をしましょうというのが正解です。パンばっかりとか、カップラーメンぱっかりというのは控えたほうがいいですよということ。
砂糖を取るとなぜ悪玉菌が増えるのかはわからない。どんなに探しても「悪玉菌のエサになります」としか出てこないため、生理学的理由は分からなかった。ただ、砂糖が腸内細菌に変化をもたらし、メタボになるという名古屋大学の研究があるようだ。もしかすると、砂糖が悪玉菌に影響があるという結果はいろいろやった研究の副産物であって、何がどう働いているのかは分かっていないのかもしれない。とはいえ、砂糖を取り過ぎればよくないというのは肌感覚でわかっているので、注意していきたい。メタボと言えば、太っているワンちゃんの食生活を見るとオヤツばかりだったりする。リーキーガットとは話がズレるが、メタボ対策は砂糖対策なのかもしれない。

また、人工甘味料や食品添加物もリーキーガット症候群の原因とされている。


□バリア成分「ムチン」

リーキーガット症候群の原因の大枠は「未消化タンパク質」であるが、もう一つ考えたいのは、「腸バリアの弱さ」である。腸壁のバリアは2層になっていて、外粘液層・内粘液層に分かれている。そのバリアの層が減って腸がむき出しになり、リーキーガット症候群になる。ならばこの層を厚くすることこそ毒素をしっかり外に排出することにつながります。

この層の主成分は「ムチン」。鼻水や粘膜は全てムチンであり、毒素を体に入れないバリア素材として働きます。すなわち体からムチンが消えれば、体は丸裸であり菌に侵されやすくなるイメージは容易にできると思います。アレルギーを持っている子や過敏性腸症候群などはここからくる可能性があります。また、ムチンは善玉菌のエサになるため、善玉菌の温床ともいえます。善玉菌がどんどんムチンを食べて育っていくので、ムチンは常に生成しなければなりません。どうしたらこのムチンを増やすことが出来るでしょうか。

ムチンはタンパク質のため、良質なタンパク質を摂ること。
ビタミンCや亜鉛を摂ること
水溶性食物繊維を摂ること

です。私は最近、カップ焼きそばにはまってしまった結果、ニキビが出てきましたし、思い返せば今回の休業は体を休ませることなく仕事をしたことによるものでした。原因不明な症状は腸の弱さが関わっていたかもしれません。


□アレルギーとの関係

アレルギー学会はリーキーガット症候群との関係を特に認めておりませんので、深い言及を私はすることが出来ません。遅延性アレルギーとの関係性が考えられています。アレルギーには2種類あって、即時型アレルギーはすぐに出てくる(数時間)アレルギーで、遅延型は半日~2日かけて出てくるアレルギーです(肌荒れや下痢等)。アレルギーにおいて即時型に着目する傾向があるので、遅延型はおろそかにされやすい所があります。(緊急性も少ないし、原因が分からないことが多いのでしょう) リーキーガット症候群だからとかは別としても腸壁の弱さを放っておく理由にはなりませんね。

私は犬のうんちを嗅ぐことが仕事です。(えっ)
うんちを嗅ぐことで分かることがある場合があるからです。形や色、粘り気、フードのにおい等。特に気にしているのが発酵しているかどうかです。発酵というのは「体に吸収できる形にすること」を発酵といいます。チーズやキムチ、納豆など、悪いニオイではないと思います。逆に生ごみや下痢等嗅げるニオイではありませんね。それを腐敗と言います。(人によっては納豆は腐敗なのかもしれませんが(笑))

出てきたうんちが発酵したニオイであればそれは「腸内環境も良い」ということであり、臭いのであればよくないと判断することが出来るのです。もちろんいろいろな子の臭いをかがないとわからないものですが、飼い主であっても毎日嗅ぐのはいいことですし、嗅げるニオイではないならば腸活を意識してみてもいいと思います。


□今後の推察・展望
腸壁のバリアの低下・腸壁の損傷からくるリーキーガット症候群。ここから感じられることとして、体からフードのにおいがする。ということとの関係性を私は推察したい。体に異物がめぐっているということは体全体で発症することであり、どこで発症してもおかしくないということになる。皮膚病やフケ、体臭、アレルギー等様々なことがこの症候群(腸壁)との関係性が考えられると思いました。






いかがでしたでしょうか。
私は愛情のない飼い主は少ないと思っています。(いないとは言いません)
ただ愛情のかけ方が実に人間的で、犬に伝わってないのがほとんどだと私は思っています。私はしつけを通して信頼関係や、犬との共生をサポートするためのサービスを提供しております。普通のドッグトレーニングは理想を押し付けるようなやり方ですが、当店の教えは飼い主さんの事情をくみ取り、その家にしかないしつけを提供しています。愛犬と心でつながりたい。来てもらってよかったと言ってもらえるサービスを提供できたらとおもいます。

是非ご興味のある方はご連絡いただければ幸いです。
私の主に感謝しつつ。



中島

⇩画像は日本消化器病学会雑誌 第112巻 第11号より掲載

【生理】リーキーガット症候群 ~原因不明の症状たち~
【生理】リーキーガット症候群 ~原因不明の症状たち~

2025/06/16

【お知らせ】営業再開に関しまして

お客様各位

いつもご愛顧いただきましてありがとうございます。

大変ご迷惑おかけして申し訳ありません。
体調は想定よりも早く回復はしております。
これも皆様のお祈りのおかげと思っております。
温かいお言葉をいただきましてありがとうございます。

まだ休んでいることも考えたのですが
多くのお客様が待っていてくださることから
1日1軒のみ・2時間限定という
限定営業したいと思っております。
その調子次第で10月から本格営業を考えております。

期限 2025年7月10日~9月一杯
曜日 月・木・金・土(追加)
時間 9:00~16:00(LO)
その他 1日1軒のみ・2時間限定


スケジュール管理の都合上
新規のメールをいただいた方に関しましては
再度ご連絡いただけたらと思います。

※シッターに関しては体力の問題上控えさせていただきます。

よろしくお願いいたします。



中島

【お知らせ】営業再開に関しまして
【お知らせ】営業再開に関しまして

2025/05/24

【お知らせ・更新】体調不良に伴う臨時休業に関して (延期)

いつもご愛顧いただきありがとうございます。また、ブログを楽しみに読んでいただいている方にも感謝を申し上げます。今後も皆様の役に立てることが出来るように精進してまいります。

臨時休業の延期に関してご連絡申し上げます。
日時 2025年5月10日~無期限

毎週火曜日・水曜日と定休日をいただいておりますが、それでも体のメンテナンスが追い付いていない状況でございます。もっと多くの方のお力になりたい所存ではございますが、医師からの提言もありすこし休暇を取らせていただきたいと思います。
6月1日からできたらとは思ってはおりますが、状況によっては延期の可能性もございますので、ブログで発信させていただきます。


【5月24日更新】
保養をとっても改善が見込めず、長期回復が必要と判断いたしました。6月から再開できたらと願っておりましたが無期限で休業させていただきます。困っている人がたくさんいる中でお支えできなくなる無念さはありますが、今後もサポートするためにまずは休息に専念させていただきたいと思っております。

〈すでにレッスンを受けられた方へ〉
初回にて飼育においてとても大切なことをご説明させていただきました。以後は他の教え方(山の上り方)でも問題ございませんので、お急ぎの際は他店のトレーナーの力を借りていただけたらと思っております。



何卒よろしくお願いいたします。


中島

【お知らせ・更新】体調不良に伴う臨時休業に関して (延期)
【お知らせ・更新】体調不良に伴う臨時休業に関して (延期)